一六堂は第3四半期の大幅増益など好感され2ヵ月ぶりに年初来の高値

株式市場 銘柄

■急伸後もみ合う傾向があるようで深追いせずに押し目を溜め込む様子が

 旬鮮居酒屋チェーンなどの一六堂<3366>(東1・売買単位100株)は30日、13%高の414円(48円高)で始まり、ほぼ2ヵ月ぶりに年初来の高値を更新した。29日に第3四半期決算を発表し、2016年1~11月の連結営業利益が前年同期の2.4倍になり、純利益は同じく81%増加したことなどが好感された。

 通期予想は据え置き、予想1株利益は32円84銭のため、株価はPER12倍台になる。市場関係者の中には、既存店の動向が強いと受け止めて注目する様子がある。株価は急伸するとしばらくもみ合う傾向があるようで、深追いせずに押し目を溜め込む姿勢なら魅力ある銘柄との評価もある。

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