マルマエが一時10%高となり8年ぶりの高値に迫る、株主優待や株式分割など好感

株式市場 銘柄

■株式分割は2月28日現在の株主の保有する普通株1株を2株に

 液晶・半導体製造装置部品などの精密加工の大手マルマエ<6264>(東マ・売買単位100株)は10日、一時10%高の1048円(92円高)まで急伸する場面を見せて出直りを強め、13時30分を過ぎても60円高前後で売買活況。2016年11月につけた8年ぶりの高値1084円に迫っている。中期的な視野での値動きが「N」字型の2段上げを想定させるとして注目度を強める様子がある。

 1月6日の取引終了後、第1四半期決算(16年9月~11月)と株主優待制度の導入、株式分割を発表し、好感買いが殺到した。株主優待制度は、決算期末である8月末時点で6ヵ月以上継続保有する株主を対象にクオカード1000円分を贈呈。また、株式分割は、17年2月28日現在の株主の保有する普通株1株を2株に分割する。

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