【株式市場】円高に一巡感ありし好決算銘柄が強く日経平均は一時113円高と反発

株式

◆日経平均の前引けは1万9233円89銭(99円19銭高)、TOPIXは1540.44ポイント(5.03ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億1700万株

チャート15 13日(金)前場の東京株式市場は、NYダウは2日続けて軟調だったものの、このところの円高がトランプ氏の会見を通過して再び円安に戻る様子のため全般に買い安心感が舞い戻る印象になった。日経平均は40円高で始まった後も強く、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が昨日発表の四半期決算などを好感して高いなどで10時過ぎに113円39銭高(1万9248円09銭)まで上げた。前引けも99円19銭高(1万9233円89銭)。一方、東証2部指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 前11月決算が好調だったイワキ<8095>(東1)が急伸し、エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)は米司法省と早ければ13日にも和解かとのロイター通信報道を受けてストップ高。アスカネット<2438>(東マ)は引き続きBMWの近未来車に空中結像技術が使われたとの発表が好感されて連日急伸。アイケイ<2722>(JQS)は10時30分に業績見通しの増額などを発表し急伸。

 東証1部の出来高概算はオプションSQ産出費の割に増えず8億1700万株、売買代金は1兆1190億円。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は996銘柄、値下がり銘柄数は823銘柄となった。

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