農業総合研究所が地方創生に向けた提携などへの期待根強く上値を試す

株式市場 銘柄

■1月中旬に三重銀行と提携、ここ4ヵ月のもみ合い相場の上値圏に進む

 産直品の集荷直売などを行う農業総合研究所<3541>(東マ)は23日の13時を過ぎて6%高の5680円(310円高)前後となり、再びここ4ヵ月ほどのもみ合い相場の上値ゾーンに達している。出来高もすでに前売買日の一日分を上回って売買活発。引き続き、1月18日に三重銀行<8374>(東1)と農家の事業発展に寄与する目的で地方創生に向けた連携協力協定を結んだとの発表や、同様の提携の拡大などに期待の衰えない展開となっている。

 1月19日付では、長野県の農食品関連事業者交流会での講演、秋田県の農林漁業・商工業者の交流会での講演などを発表しており、こうした地域の地方銀行などとの提携・協定などの拡大が注目されている。2016年10月にはNTTドコモ<9437>(東1)と情報通信技術の活用による農業支援などで提携しており、農業のIT化などへの取り組みも注目されている。

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