【株式市場】材料株など強く日経平均は朝安の後持ち直し一時24円高の場面が

株式

◆日経平均の前引けは1万8877円71銭(13円32銭安)、TOPIXは1510.35ポイント(4.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億955万株

チャート5 24日(火)前場の東京株式市場は、トランプ新大統領が日米の自動車貿易に不公平感を示したと伝えられ、トヨタ自動車<7203>(東1)などが朝から軟調に推移した。ただ、円相場は朝方を除いて円高が進む様子がなく、新日鐵住金<5401>(東1)は10時過ぎから堅調転換して上値を追った。日経平均は朝方の82円22銭安(1万8808円81銭)を下値に持ち直し、一時24円67銭高まで上げて前にけは13円32銭安(1万8877円71銭)となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調。

 「親・トランプ銘柄」と位置づけられるソフトバンクグループ<9984>(東1)が朝方を除いて強く、ブイ・テクノロジー<7717>(東1)は有機EL関連の受注観測や好業績などが言われて連日急伸。マイネット<3928>(東マ)は12月決算の上ぶれ期待などで連日急伸。アンドール<4640>(JQS)はハイブリッドCADシステムが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億955万株、売買代金は1兆790億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は801銘柄、値下がり銘柄数は1034銘柄となった。

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