タカラバイオは京大iPS細胞研究所との共同研究など好感し出直り強める

株式市場 銘柄

■ノーベル賞を受賞した山中伸弥所長「大きな力に」

 タカラバイオ<4974>(東1)は24日の前場、1638円(60円高)まで上げて出直りを強め、出来高も直近3日間の一日平均を前場で上回った。23日付で、「京都大学iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)とのiPS細胞研究に関する共同研究の開始について」を発表し、期待が集まった。

 発表によると、ノーベル賞を受賞したCiRAの山中伸弥所長は、「タカラバイオ株式会社と共同研究を実施することは、iPS細胞の製造・提供ひいてはiPS細胞技術を用いた医療応用を実現する上で大きな力になります。タカラバイオのご協力に心から感謝申し上げます。この提携を通して、iPS細胞を安定的に提供できる体制を整え、各研究所および医療機関での研究の進展に貢献してまいります」と述べた。

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