ユナイテッドは業績予想の増額など好感し戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■注力事業の「スマホコンテンツ事業」「アドテク事業」ともに好調

 スマートフォン向けアプリ開発などのユナイテッド<2497>(東マ)は1日の前場、7%高の1900円(124円高)まで上げて昨年来の戻り高値に進み、11時を過ぎては東証マザーズ銘柄の値上がり率4位前後に進んでいる。31日の取引終了後に第3四半期決算(2016年4~12月・連結)と3月通期の業績予想の増額修正を発表。好感されている。目先的には2000円台前半に出来高分布の厚い層があり、このゾーンを抜けば一段と値動きが軽くなるようだ。

 4~12月は、注力事業の一つである「スマホコンテンツ事業」が計画以上に収益貢献し、ファンド運用益見込が前回予想時より増加した。また、もう一つの注力事業である「アドテク事業」の利益率水準が想定以上で推移。こうした好展開を受け、3月通期の業績予想は、売上高を従来予想より7.7%から3.4%引き上げて140億円から150億円の見込みとし、営業利益は同じく42.9%から30.0%引き上げて10億円から13億円の見込みとした。

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