【株式市場】好業績株など強くトランプ大統領の為替非難など影響するが日経平均は朝安の後持ち直す

株式

◆日経平均の前引けは1万9040円74銭(60銭安)、TOPIXは1517.67ポイント(4.00ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億684万株

チャート15 2月1日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの下げ幅100ドル台が2日続いたことや、トランプ大統領が日本と中国の為替政策を非難したと伝えられて円高に転じたことなどが影響し、日産自動車<7201>(東1)がこのところのモミ合いゾーンを割り込むなど主力株が総じて軟調に推移。日経平均は朝方に125円16銭安(1万8916円18銭)まで下押した。一方、31日に四半期決算を発表した富士通<6702>(東1)JFEホールディングス<5411>(東1)など好業績銘柄は強く、日経平均は10時過ぎに26円95銭高まで浮上し、前引けは60銭安(1万9040円74銭)となった。東証2部指数は高い。

スタートトゥデイ<3092>(東1)が31日に発表した第3四半期決算の大幅増益を好感して活況高となり、同じく三菱自動車<7211>(東1)は3月通期の業績見通しの増額などが好感されて活況高。エイジア<2352>(東2)は自己株式の取得も発表し急伸。ユナイテッド<2497>(東マ)は業績予想の増額などが好感されて急伸し、日本ライトン<2703>(JQS)は次世代スマートフォンに関する思惑が再燃したとされて急反発。

 東証1部の出来高概算は10億684万株、売買代金は1兆2637億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は763銘柄、値下がり銘柄数は1102銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る