【株式市場】ここ軟調だったトヨタ自動車が上げ日経平均は5日ぶりに1万9000円を回復

株式

◆日経平均の終値は1万9007円60銭(96円82銭高)、TOPIXは1524.15ポイント(8.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億4171万株

チャート5 8日後場の東京株式市場は、6日の四半期決算発表のあと軟調だったトヨタ自動車<7203>(東1)が持ち直して13時30分頃から堅調転換し、相場全体の心理が明るくなったとされ、日経平均も次第に上値を追いながら大引け間際に本日の高値となる98円46銭高(1万9009円24銭)まで上げた。大引けも堅調で前日比反発。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は前引けから高い。

 13時に四半期決算と自社株買いを発表した三井物産<8031>(東1)が一段上値を追い、13時30分に発表した三菱ケミカルホールディングス<4188>(東1)アマテイ<5952>(東2)は一段高。マイネット<3928>(東マ)は他社から配信権を取得したゲームに対する期待などが言われて一段高。アエリア<3758>(JQS)は子会社が配信のスマートフォン向け新ゲームのダウンロード好調との発表が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は16億4171万株(前引けは7億9424万株)、売買代金は1兆9826億円(同9247億円)。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は1287(同819)銘柄、値下がり銘柄数は585(同996)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は25業種(前引けは10業種)となり、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、卸売り、不動産、ゴム製品、化学、機械、海運、サービス、輸送用機器、証券・商品先物、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る