【株式市場】日経平均は76円高で3日続伸、後場は上げ一服だが海運株などは値を保つ

株式

◆日経平均は2万7078円48銭(76円50銭高)、TOPIXは1896.06ポイント(0.13ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億7398万株

 2月1日(火)後場の東京株式市場は、昼の時間帯に為替が円高気味となり、前引けにかけて軟調に転じたトヨタ自<7203>(東1)が一段軟化。前場上げた東京エレク<8035>(東1)は小高い程度の低空飛行となり、海運大手は一進一退。日経平均は上げ幅を縮めながら始まり、13時過ぎには14円73銭高(2万7016円71銭)まで降下して一進一退となり、大引けは上げ幅70円台で3日続伸となった。

 後場は、JR東日本<9020>(東1)が31日発表の四半期決算など好感され高値圏で推移したまま大引けに一段強含み、ミズホメディ<4595>(東2)はコロナ検査試薬需要増への期待などで一段ジリ高。シェアリングテクノ<3989>(東マ)は消毒サービスなどが注目され一段と出直り拡大。取引時間中に四半期決算を発表した銘柄の大半が発表後に値を消した。

 東証1部の出来高概算は13億7398万株(前引けは7億3346万株)、売買代金は3兆4083億円(同1兆8691億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は914(前引けは1279)銘柄、値下がり銘柄数は1193(同812)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、陸運、情報通信、小売り、銀行、その他製品、空運、電機機器、サービス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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