【銘柄フラッシュ】FDKが急伸しアンジェスMGなどの材料株も強い

株式市場 銘柄

 16日は、U-NEXT<9418>(東1)が引き続きUSEN<4842>(JQS)へのTOB(公開買付)などを材料に昨日までの2日連続ストップ高に続いて大幅続伸の27.4%高となり東証1部の値上がり率トップ。ローツェ<6323>(東1)は韓国子会社による大口受注獲得が好感されて13.6%高となり大幅反発の高値更新。インベスターズクラウド<1435>(東1)は12月決算の発表翌日に急伸して軽快さが証明済みとされ、岩井コスモ証券が目標株価を8250円から6000円に引き上げたと伝わり再び急伸12.7%高。宮地エンジニアリンググループ<3436>(東1)も7日の四半期決算発表後に急伸したばかりでまだ達成感がないとされて再び上げ9.1%高。

 FDK<6955>(東2)は高性能のニッケル水素蓄電池開発が好感されて後場一段高となりストップ高の31.3%高。日本精蝋<5010>(東2)は12月決算の黒字化や今期見通しが好感されて急伸し13.1%高。あじかん<2907>(東2)は業績好調などが好感されて9.3%高の連日高値。サンコーテクノ<3435>(東2)は3.3%高だが年初来の高値を更新し、第3四半期決算などが好感されて7日連続高。

 ヒューマンメタボローム<6090>(東マ)は10日発表の四半期決算が連日好感されて4日続伸の11.7%高。アンジェスMG<4563>(東マ)は高血圧DNAワクチンに関する特許が1月中旬に日本で登録され日米そろい踏みとなったため期待3.8%高だが出直り拡大。カナミックネットワーク<3939>(東マ)は四半期好決算などが好感されて6.9%高となり連日年初来の高値。アスカネット<2438>(東マ)は引き続き空中結像を実現した「AIプレート」への期待が根強く高値更新の3.8%高。

 KYCOMホールディングス<9685>(JQS)は引き続きスマートバリュー<9417>(JQS)との提携事業に期待が強いとされて急伸し30.0%高。 野村マイクロ・サイエンス<6254>(JQS)は第3四半期の業績好調で3月通期の業績・配当予想の大幅増額などが好感され2日連続ストップ高の18.9%高。ミズホメディー<4595>(JQS)は10日発表の12月決算が好調で今期見通しなどが好感されて13日に続いて再びストップ高となり17.9%高で上場来の高値を更新した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る