【株式市場】決算発表ラッシュ通過後の週末で日経平均は続落だがJASDAQ平均は11日続伸

株式

◆日経平均の終値は1万9283円54銭(87円92銭安)、TOPIXは1550.14ポイント(6.11ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億1283万株

チャート5 24日後場の東京株式市場は、12月締め・1月締めの決算発表が9割方通過した後の週末取引日とあって様子見気分が感じられ、北米景気敏感株のソニー<6758>(東1)コマツ<6301>(東1)などが一段軟調になった。このため日経平均13時30分にかけて前場の安値151円88銭安(1万9219円58銭)に迫る場面があった。大引けも戻しきれず3日続落。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高く、とりわけ日経JASDAQ平均は11日続伸。

 後場は、ヤマトHD<9064>(東1)が昨日に続いて宅配貨物の受託抑制や値上げ方針を手掛かりに買われて午場一段ジリ高。九州リースサービス<8596>(東2)は業績拡大期待などが言われて一段高。富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は公共機関からの業務受託が一段と拡大の期待などが言われて年初来の高値。上場2日目のレノバ<9519>(東マ)はPER割安感などで高値を更新。

 同じく上場2日目となったユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ)は9時38分に公開価格1620円の2.8倍の4500円で初めて売買が成立し、大引けはストップ高の5200円。

 東証1部の出来高概算は21億1283万株(前引けは11億2108万株)、売買代金は2兆729億円(同9952億円)。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は708(同850)銘柄、値下がり銘柄数は1144(同979)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、その他金融、食料品、空運、鉱業、情報・通信、パルプ・紙、石油・石炭、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る