住友化学が年初来の高値、曲面有機ELパネルの拡大など好感

株式市場 銘柄

■曲面仕様の型から将来的には折り畳み可能な型への展開が見込まれると

 住友化学<4005>(東1)は7日、669円(20円高)をつけたあとも11時にかけて18円高前後で推移し、今年に入っての高値を更新している(昨年来の高値は2016年1月の682円)。7日朝、「有機ELパネル向けフィルムタイプタッチセンサーの生産能力を増強」と発表。曲面に使える有機ELパネルとして注目が集まっている。

 発表によると、「現在主流の平面仕様のリジッド型に加え、普及が進みつつあるフレキシブル型の中でも部分的な曲面仕様のベンダブル型から、将来的には折り畳み可能なフォルダブル型への展開が見込まれ、さらなる市場拡大が期待されている」という。

 株価については、SDMBC日興証券が3月1日付で目標株価を640円から720円に引き上げたと伝えられた。(HC)

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