【株式市場】米金利の低下によるドル安・円高も影響し日経平均は一時115円安だが材料株物色は旺盛

株式

◆日経平均の前引けは1万8708円49銭(89円39銭安)、TOPIXは1491.54ポイント(8.11ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億4131万株

チャート9 11日(火)前場の東京株式市場は、北鮮を巡る地政学的リスクに加え、米国金利の低下を映したドル安・円高基調が影響し、朝から株価指数の先物が重く、日経平均は取引開始後に115円93銭安(1万8681円95銭)まで下押した。半面、決算の好調だったセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)などは堅調に推移し、日経平均は幾分持ち直して前引けは89円39銭安(1万8708円49銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均などはそろって安い。

 昨日に続いて防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)などが活況高となり細谷火工<4274>(JQS)は連日ストップ高。三井不動産<8801>(東1)などの不動産株も堅調。川崎化成工業<4117>(東2)は横浜国大と共同でナフトキノン誘導体による次世代光増感剤を開発との化学工業日報の報道が注目されて急伸し、サイバーステップ<3810>(東マ)は業績予想の増額幅が大きく連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億4131万株、売買代金は8461億円。1部上場2013銘柄のうち、値上がり銘柄数は561銘柄、値下がり銘柄数は1324銘柄となった。(HC)

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