クリーク・アンド・リバー社は出直り拡大、連続最高益の見通しなど好感

株式市場 銘柄

■クリエイティブ派遣などに加え知財関連サービスや漫画レコメンドアプリなど幅広く展開

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は17日、11時を回って5%高の909円(40円高)となり、TOPIXやJPX日経400、日経平均などが続落する中で逆行高となっている。クリエイティブ業界や医療、IT、出版業界などへのプロフェッショナル人材派遣や著作権・知的財産関連サービスなどを展開し、前期・2012年2月期の連結業績は純利益などが2期ぶりに過去最高を更新。今期も拡大見通しのため買い安心感がある。

 この4月からは、大学や中小・ベンチャー企業の研究・開発成果を大企業などに紹介し、外部連携を促進するプロデュース事業を開始。本サービスに参画する第1弾の大学として明治大学が決定した。

 また、同社が取次を行う「マンガのセレクトショップ」をコンセプトにしたiOSアプリ「マンガトリガー」(開発・運営:株式会社ナンバーナイン)は、出版社の垣根を超えた厳選漫画を毎日『待てば無料』で1話ごとに読める漫画レコメンドアプリとして拡大中。

 また、高細密なVR(仮想現実)映像を実現したヘッドマウンドディスプレイ(HMD、頭部装着型)の新製品は、エイチ・アイ・エス<9603>(東1)が運営するハウステンボスの新VRアトラクション施設などに採用されている。(HC)

 【お知らせ】4月17日(月)、日本インタビュ新聞社が開催する「IR企業セミナー」にクリーク・アンド・リバー社の代表取締役・井川幸広社長が登場します。場所:東洋経済新報社9階大ホール(東京都中央区日本橋本石町1-2-1)、時間:12時30分会場、13時開演、先着230名様(入場無料)。

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