【株式市場】米国のイースター連休中にミサイル発射とあって様子見のなか材料株などが高い

株式

◆日経平均の前引けは1万8278円18銭(57円45銭安)、TOPIXは1458.93ポイント(0.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なめで7億2378万株

 17日(月)前場の東京株式市場は米国市場のイースター連休(14~17日)中に北朝鮮がまたもやミサイルを発射と伝えられ、米社との共同研究が材料視されたペプチドリーム<4587>(東1)などが個別に活況高となった。日経平均は取引開始から軟調なまま110円95銭安(1万8224円68銭)を下値にもみあい、前引けも57円45銭(1万8278円18銭)。上値と下値の幅は87円にとどまった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調。

 グリー<3632>(東1)が新ゲームの配信開始による期待感などから連日の年初来高値となり、マンション開発のランド<8918>(東1)は前2月期の黒字転換と今期の大幅増益見通しが好感され、株価2ケタの手軽さもあり活況高。力の源ホールディングス<3561>(東マ)は株主優待の新設などが好感されて大幅続伸。ネットマーケティング<6175>(JQS)は3月の月次累計会員数の大幅増加が言われて活況高。

 東証1部の出来高概算は少なめで7億2378万株、売買代金は7717億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は1115銘柄、値下がり銘柄数は772銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る