レナウンは後場もストップ高に張り付きブランド展開や今期の業績など好感

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■低価格の新ブランド開始と伝わり業績の回復期待も再燃

 レナウン<3606>(東1)は21日、朝方にストップ高の157円(50円高)まで急伸し、後場も13時過ぎから再びストップ高に張り付いて強い相場になっている。今期の業績予想に期待がある上、「低価格の新ブランドを2018年春に開始し、ユニクロなどと同水準の価格帯を想定」(日本経済新聞4月21日付け朝刊)と伝えられ、期待が広がった。

 報道によると、「まず国内のショッピングセンター(SC)や電子商取引(EC)サイト向けに販売。世界展開も目指す」(同)という。

 市場関係者によると、証券マンはだいたい朝刊各紙のニュースに目を通し、とりわけ表記の新聞は克明に読むが、レナウンの記事は株価をストップ高まで急伸させるほど大きな話だと思わなかったようだ。今期・2018年2月期の業績は営業利益や純利益が黒字化する見通しとしており、業績の回復期待をベースに好材料への期待が上乗せされた形。ストップ高を重ねる展開に期待する様子もある。(HC)

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