椿本興業の株価は業績予想修正発表後、2日連続上昇し、年初来の高値に肉薄

株式市場 銘柄

■売上高は前回予想を下回るものの利益面は上回る見込み

 機械商社の椿本興業<8052>(東1)の株価は、28日の17年3月期業績予想修正発表後、2日連続上昇し、年初来の高値に肉薄している。

 今17年3月期連結業績予想は、売上高は前回予想を下回るものの、利益面は設備工事における採算管理の徹底や営業費用の削減に努めたことが奏功し、前回予想を上回る見込みとなった。

 売上高は前回予想を11億円下回る889億円(予想比1.2%減)、営業利益は2億円上回る25億50百万円(同8.5%増)、経常利益は3億円上回る27億80百万円(同12.1%増)、純利益は6億円上回る21億80百万円(同38.0%増)となる見込み。その結果、一株当たり純利益は前期の48円29銭から68円51銭となる。

 株価は、2日に432円となり、年初来の高値435円に近づいたが、引け値は427円となっている。

 株価指標は、PER6.23倍、PBR0.72倍、配当利回り2.34%。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る