ココカラファインの今期18年3月期業績予想は既存店舗を業態ごとに最適化すること等で増収2ケタ増益を見込む

■カードやアプリ等の顧客基盤拡大とデータ活用により、多様化するニーズに対応

 ドラッグストア大手のココカラファイン<3098>(東1)の今期18年3月期業績予想は、食品をはじめとする新たなカテゴリーの導入・品揃え強化により、既存店舗を業態ごとに最適化すること等で増収2ケタ増益を見込む。

 今期は、33店舗の新規出店、18店舗の退店を計画している。販売促進策としては、サービスや商品、情報にアクセスできるココカラ公式アプリやカスタマー向けデジタル販促媒体などの環境づくりを推進しているが、今後はリアルとバーチャルを統合したプラットフォームを更に応用・活用するとともに、カードやアプリ等の顧客基盤拡大とデータ活用により、多様化するニーズに対応する計画。

 今期18年3月期連結業績予想は、売上高3900億円(前期比3.4%増)、営業利益114億円(同12.2%増)、経常利益138億円(同10.3%増)、純利益79億円(同12.3%増)を見込む。
 一株当たり純利益は、前期の286円80銭から今期は321円96銭となる。

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