【銘柄フラッシュ】マルコなど急伸しメディカル・データ・ビジョンは新法案のフォロー期待され3日続伸

銘柄

 17日は、ジーンズメイト<7448>(東1)が業績見通しの増額などを材料に2日連続ストップ高の21.2%高となり東証1部の値上がり率1位。オルトプラス<3672>(東1)は決算発表が峠を越えて好業績銘柄を見直す動きがあるとされ、赤字縮小が再評価される様子で15.1%高となり東証1部の値上がり率2位。エムアップ<3661>(東1)は15日に発表した前3月期決算や今期見通しなどへの評価が衰えず、ストップ高の12.7%高と連日大幅高になり東証1部の値上がり率3位。物語コーポレーション<3097>(東1)は4月の月次動向が好調で大きく出直り4.7%高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は政府が3月に閣議決定した医療ビッグデータ活用法案に押されて生保などが動き出すとの報道を受けて先行性が改めて浮き彫りになり4.0%高と3日続伸。

 マルコ<9980>(東2)は12日の決算見通し増額発表や15日の決算発表、株主優待の拡充などが好感され2日連続ストップ高の39.2%高。マーキュリアインベストメント<7190>(東2)は12日発表の四半期業績を再評価とされて3.0%高となり戻り高値を更新。

 ASJ<2351>(東マ)はオレゴン州立大学との共同研究に関する発表が好感され、今期は黒字化の見通しとあって材料に反応しやすいとされストップ高の21.5%高。エディア<3935>(東マ)は17日付けで位置情報ゲームの最新作を発表し後場ストップ高の21.0%高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は圧電ブザーを使って通常のスピーカーを用いた場合と比べて5分の1から10分の1のコストで高音質な音声ガイドを発生させることを実現し実用化第一弾としてガス警報機メーカーに採用されブザー音を音声で警報する新製品を開発との発表が好感されて4.1%高と出直り拡大。

 LCホールディングス<8938>(JQG)は15日発表の決算などが好感されて一時2日連続ストップ高の27.9%高となり大引けも24.7%高。イデアインターナショナル<3140>(JQG)は株式分割などが好感されて2日連続ストップ高の21.2%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る