科研製薬は「東亞ST」が爪白癬治療剤「Jublia」について韓国の食品医薬品安全処より販売承認を取得したと発表

■5月末に「Jublia」を発売する予定

 科研製薬<4521>(東1)は、爪白癬治療剤「Jublia」の韓国の導出先である「東亞ST」が、5月16日付で韓国の食品医薬品安全処より販売承認を取得したと発表。

 同社と東亞STは、2016年5月31日に「Jublia」の韓国における独占的な開発及び販売の権利について、同社が東亞STに供与する契約を締結しており、東亞STは韓国において販売承認の申請を行っていた。今回、販売承認を取得したことで、東亞STは、5月末に「Jublia」を発売する予定。

 東亞STは韓国製薬産業を先導するグループであるDong-A Socio Groupの新薬開発および製造、販売を専門とする企業であり、皮膚科領域でも強い営業力を保有している。

 なお、同社の2018年3月期連結業績予想に与える影響は無いとしている。

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