KADOKAWA、東南アジア最大級アニメイベント主催のSOZOを子会社化

■アニメ・音楽イベントやD2C事業を拡大し、メディアミックス戦略を推進

 KADOKAWA<9468>(東証プライム)は12月2日、シンガポールのSOZOを子会社化したと発表した。SOZOは東南アジア最大級のアニメイベント「アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)」を主催し、J-POPトップアーティストの海外公演や人気アニメ作品の展覧会など、多角的なエンターテインメント事業を展開する企業である。KADOKAWAは11月に同社株式を取得し、グループに迎え入れた。

 SOZOは2008年のAFA初開催以来、シンガポールを起点にインドネシア、マレーシア、タイ、香港、日本などへ展開し、累計約300万人を動員する一大イベントへと成長させてきた。近年の「AFA Singapore 2024」では3日間で約13万人が来場し、声優や監督のトークショー、世界的アーティストのステージなど、多面的なコンテンツを提供している。東南アジア市場では日本のアニメ・漫画・ゲーム・音楽への関心が高まり、企業とのコラボレーションも増加するなど、日本コンテンツの存在感が一段と強まっている。

 KADOKAWAは「グローバル・メディアミックス with Technology」を掲げ、北米・中華圏・欧州などで事業基盤を拡大してきた。東南アジアでは出版や電子書籍、グッズ企画、映画配給など幅広い事業を展開し、SOZOとは10年以上協業してきた経緯がある。今回の子会社化により、AFAを含む大型イベントやD2C事業を強化し、同社IPの認知度向上と収益拡大を図る方針だ。また「ニコニコ」発のクリエイターやアーティストの海外発信力を高め、アジア市場での日本コンテンツの存在感拡大も目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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