JPYC、LINE NEXTと協業検討開始、LINE上で円建てステーブルコイン活用

■日常決済やリワードでの利用想定、Web3を意識しない体験を提供

 日本円ステーブルコイン「JPYC」を取り扱うJPYCは1月20日、LINEヤフー<4689>(東証プライム)のグループ会社LINE NEXT Inc.と、日本円建ステーブルコイン「JPYC」の活用に向けた協業検討を開始すると発表した。
両社は、LINEアプリ上で利用可能な新規ステーブルコインウォレットなどにおいて、JPYCを安全かつ手軽に利用できる環境の構築を目指し、基本合意書(MOU)を締結した。

 今回の協業検討は、LINE NEXTが提供を予定するLINEアプリ上の新規ウォレットや関連サービスにおいて、JPYCの流通、リワード活用、日常決済での利便性向上を実現することを目的とする。日本市場におけるWeb3普及の課題とされてきた「日常生活との接点不足」を踏まえ、生活に深く根付いたLINE基盤上で、直感的に理解できる円建て価値をそのまま扱える体験の提供を狙う。

■利用者保護と法令遵守を前提に、流通・技術・共同施策を検討

 具体的な検討領域は、(1)LINEアプリを活用したJPYCの流通可能性、(2)技術連携および検証、(3)共同マーケティングや実証プロジェクトの3点である。新規ウォレットにおける利用シナリオの検討に加え、利用者保護や法令遵守、安全性を担保した実装方法を協議する。あわせて、JPYCのAPIとLINE NEXTのウォレット基盤の連携や、円建てステーブルコインを軸とした分かりやすい価値移転体験の設計を進める。

 同取組により、ブロックチェーンやWeb3の専門知識を意識することなく、誰もがリワードや決済を直感的に利用できる環境の実現を目指す。特定のブロックチェーンに限定した発行を前提とするものではなく、今後の協議や関係法令を踏まえ、適切な連携形態を検討する。円建てステーブルコイン「JPYC」を日常生活に自然に溶け込ませることで、日本における新たなデジタル決済体験の創出につなげるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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