【どう見るこの相場】材料難で方向感に欠ける展開、6月の米FOMCまで様子見?

どう見るこの相場

 今週5月22日~26日の株式市場は、17年3月期決算発表が一巡して材料難となり、政治・地政学リスクがくすぶる中で、全体として方向感に欠ける展開となりそうだ。

 前週5月15日~19日は、日経平均株価が16日の取引時間中に2万円まであと1円51銭まで迫る場面があったが、17日の米国市場でトラップ米大統領の弾劾リスクが警戒されてNYダウ工業株30種平均株価が前日比372ドル安と急落し、さらに18日の日本市場で為替が一時1ドル=110円台までドル安・円高方向に傾いたことを嫌気して、日経平均株価は一転して1万9449円73円まで調整する場面があった。

 19日には日経平均株価、NYダウ工業株30種平均株価とも反発したため、株式市場におけるトランプ・ショックの影響は限定的と見られているが、今週は17年3月期決算発表が一巡して材料難となるうえに、トラップ米大統領弾劾懸念という政治リスク、さらに北朝鮮のミサイル発射による地政学リスクに対する警戒感がくすぶる状況に変化はない。

 また米FRB(連邦準備制度理事会)の6月追加利上げ観測がやや後退して米10年債利回りが低下傾向を強めているため、為替の動向にも注意が必要となる。したがって6月13日~14日開催予定の米FOMC(連邦公開市場委員会)まで動き難い状況となる可能性がありそうだ。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■特殊な無線技術で高感度化、動物実験で市販測定器と高い一致  早稲田大学と山口大学の研究グループは…
  2. ■2019年以来の来日、K-POP史上最多規模の単独ツアー  21世紀のポップアイコン・BTSが、…
  3. ■開園から42年266日、2パーク合計で大台到達  オリエンタルランド<4661>(東証プライム)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  2. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …
  3. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  4. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  5. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  6. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る