ナガホリの今期18年は大幅増配で黒字転換を見込む好業績

■配当は3円増配の10円

 宝飾品製造大手のナガホリ<8139>(東2)の今期18年は大幅増益で黒字転換の好業績を見込むため、3円増配の年間10円予定。

 前17年3月期は、売上高は微減となったものの、利益面では大幅増益となり、営業、経常利益は黒字転換となった。最終利益は赤字幅を大幅に縮小したが、赤字で終わっている。

 今期は、「選択と集中」、「コストの削減と収益性の向上」、「量より質の追求」を重点施策の基本とし、不採算事業、取扱業務等の縮小整理を推進し、一方では将来性が見込める事業、 取扱い業務等については、経営資源の集中を行い収益部門の育成と収益確保に努める方針。

 その結果、売上高200億円(前期比7.1%減)、営業利益1億80百万円(同24.0%増)、経常利益1億20百万円(同27.2%増)、経常利益1億円(前期△51百万円)と減収ながら、大幅増益で黒字転換を見込む。

 今期黒字転換を評価し、株価は、今後の見直しが予想される。

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