【銘柄フラッシュ】中村超硬など急伸しエアバッグ問題のタカタは2日連続ストップ高

株式市場 銘柄

 22日は、タカタ<7312>(東1)が2日連続ストップ高の16.8%高となり、引き続き、エアバッグ問題を巡り米国の消費者が日本の自動車メーカーなどを提訴している訴訟が複数社で和解の方向と伝えられ、賠償が転嫁される見通しのタカタについてもトンネルの先に光が見えたとの見方が続き東証1部の値上がり率1位。ユニデンホールディングス<6815>(東1)は前3月期の完全黒字化などを好感する相場が二段上げ相場に発展とされて値幅妙味が強まり11.0%高となり4日ぶりに高値を更新し東証1部の値上がり率2位。ディー・エル・イー<3686>(東1)は6月決算の大幅増益見通しなどに期待する相場が再燃とされて10.3%高と出直りを拡大し東証1部の値上がり率3位。

 セメダイン<4999>(東2)は出資先がこれまでの5分の1のコストで試作できるフレキシブル基板サービスを発表したことが言われてストップ高の14.5%高。セイヒョー<2872>(東2)は由来が「製氷」とあってこのところの猛暑が材料視されて3.9%高と戻り高値を更新。

 中村超硬<6166>(東マ)は半導体製造向けが好調とされて24.7%高と戻り高値。サイバーステップ<3810>(東マ)は17年5月期の業績回復に期待が強いとされ18.3%高となり高値を更新。ユーザベース<3966>(東マ)は米ダウ・ジョーンズ社との提携でストップ高の15.2%高。

 アイ・ビー・エス<4335>(JQS)は6月決算への期待などが言われて2日連続ストップ高の16.4%高。ニックス<4243>(JQS)は猛暑を受けて薬剤入り防虫網が話題になりストップ高の15.5%高となった。(HC)

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