ケア21は第2四半期業績を上方修正

■稼働率改善に向けた営業施策を展開し、売上高利益率が改善

 ケア21<2373>(JQS)の第2四半期累計期間は、施設の新規開設が当初予定どおり進み、稼働率改善に向けた営業施策を展開し、売上高利益率が改善され、加えて消耗品等の販管費削減に努めた結果、当初予想を上回ったことから、上方修正を発表した。

 17年10月期第2四半期連結業績において、当初予想の売上高を2億99百万円、営業利益を82百万円、経常利益を74百万円、純利益を39百万円それぞれ上方修正した。その結果、第2四半期連結業績は、売上高119億99百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益2億82百万円(前年同期19百万円)、経常利益1億74百万円(同△33百万円)、純利益4億39百万円(同△47百万円)と2ケタ増収大幅増益となった。

 17年10月期通期業績予想については、売上高、営業利益、経常利益は前回予想通りであるが、投資有価証券売却益を特別利益に計上したことにより純利益が当初予想の4億円から7億円に上方修正となった。

 ちなみに、17年10月期通期連結業績予想は、売上高250億円(前期比10.8%増)、営業利益10億円(同147.3%増)、経常利益7億50百万円(同166.1%増)、純利益7億円(前期△2億30百万円)を見込む。

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