【株式市場】タカタの民生法を受け銀行株は様子見だが材料株など強く日経平均は一時63円高

株式

◆日経平均の前引けは2万157円42銭(24円75銭高)、TOPIXは1613.17ポイント(1.83ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億8930万株

チャート5 26日(月)前場の東京株式市場は、エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)が9時過ぎに「民事再生手続開始の申立て等に関するお知らせ」を発表し、売り気配のままストップ安。大手銀行3銘柄も漠然と手控えられる雰囲気があり軟調。しかし、米国景気拡大への期待などから任天堂<7974>(東1)などが高く、小笠原諸島の西ノ島から連想と資源株も高い。日経平均は朝方の63円高(2万196円38銭)を上値にもみ合い、前引けも24円75銭高(2万157円42銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 芦森工業<3526>(東1)ダイセル化学工業<4202>(東1)がエアバッグの代替需要などへの期待が再燃して出直りを強め、駅探<3646>(東マ)は引き続き訪日旅行者向け情報サイト企業との提携が好感されて大幅続伸。堀田丸正<8105>(東2)パスポート<7577>(JQS)はPIZAPグループの資本が入っていることが材料視され思惑再燃と再び活況高。

 出来高概算は6億8930万株、売買代金は8438億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は1235銘柄、値下がり銘柄数は625銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、その他製品、非鉄金属、鉄鋼、石油・石炭、化学、卸売り、水産・農林、輸送用機器、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る