協立情報通信が午後急伸しストップ高、第1四半期決算など好感される

株式市場 銘柄

■営業、経常利益とも通期見通しの49%を確保しPER割安感強い

 協立情報通信<3670>(JQS)は13日の午後急伸し、13時10分にかけてストップ高の2138円(400円高)まで上げた。2015年10月以来、約2年ぶりの2000円台となった。ITシステムソリューションやNTTドコモショップなどを展開し、13時に2018年2月期・第1四半期決算(17年3~5月、連結)を発表。営業、経常利益ともに通期見通しの49%を確保し、進ちょく度の高さなどが注目されている。

 第1四半期の連結業績は、売上高が16.88億円(前年同期は単独財務諸表だったため増減の比較なし)となり、営業利益は1.37億円、純利益は0.96億円となった。2月通期の見通しは据え置き、売上高は前期比6.4%増の61.70億円、営業利益は同19.7%増の2.78億円、純利益は同33.3%増の1.94億円。第1四半期の段階で、営業利益、経常利益とも通期見通しの49%を確保した。予想1株利益は162円11銭のため、株価はストップ高の水準でもPER13倍台ソコソコに過ぎないため割安感が言われている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る