【株式市場】前週末からのドル安・円高傾向など影響し日経平均は一時175円安だが材料株は高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9991円86銭(127円00銭安)、TOPIXは1616.34ポイント(9.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億7313万株

チャート10 18日(火)前場の東京株式市場は、米国の消費者物価指数などを受けて前週末からドル安・円高傾向が続き、朝から1ドル112円台に入ったため、ホンダ<7267>(東1)などが軟調に始まり、日経平均は10時30分を過ぎて一時175円72銭安(1万9943円14銭)まで下押した。反面、資源市況などを受けて鉄鋼、非鉄株などは堅調に推移。日経平均も一進一退になり、前引けは127円00銭安(1万9991円86銭)となった。東証2部指数は高い。

 武田薬品工業<4502>(東1)が米国で係争中の特許侵害訴訟で有利な判決と伝えられて大きく反発し、ペッパーフードサービス<3053>(東2)は再度の業績予想の増額修整が好感されて高値に接近。Gunosy<6047>(東マ)シンワアートオークション<2437>(JQS)は5月決算の大幅増益と今期予想などが好感されて急伸。

 出来高概算は9億7313万株、売買代金は1兆680億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は604銘柄、値下がり銘柄数は1271銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る