セルシードは「食道再生上皮シート」などに注目再燃し大幅反発

株式市場 銘柄

■画期的な医薬品などを世界に先駆けて実用化する取り組みなど伝えられる

 セルシード<7776>(JQS)は7日、大幅反発の始まりとなり、取引開始後に6%高の544円(25円高)まで上げて出来高も増加している。細胞培養シートなどの再生医療バイオベンチャー企業で、「東京女子医科大学発の細胞培養の技術を使う「食道再生上皮シート」の治験を実施し、2月には厚生労働省から画期的な医薬品などを世界に先駆けて実用化する「先駆け審査指定制度」の採択を受けた」(8月7日付の日本経済新聞朝刊)などと伝えられ、注目が再燃している。

 年初来の高値は684円(17年3月)。その後も606円(6月)まで上げるなど、こうした新技術開発に関する話題などには株価の反応が大きく、引き続き注目度の高い銘柄だ。(HC)

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