長野計器は第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表

■前期後半より需要が増加している半導体業界向製品及び建設機械向け製品の販売増加

 機械式圧力計の長野計器<7715>(東1)は9日、第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表した。上方修正の主な要因としては、前期後半より需要が増加している半導体業界向製品及び建設機械向け製品の販売増加が挙げられる。

 第2四半期連結、通期連結業績予想共に、売上高を19億18百万円、営業利益を6億93百万円、経常利益を7億73百万円、純利益を2億46百万円上方修正することになった。

 その結果、第2四半期連結業績予想は、売上高241億18百万円(前年同期比16.5%増)、営業利益13億33百万円(同102.2%増)、経常利益14億33百万円(同124.2%増)、純利益6億06百万円(同100.0%増)と2ケタ増収大幅増益を見込む。

 通期連結業績予想は、売上高470億48百万円(前期比6.4%増)、営業利益23億23百万円(同25.5%増)、経常利益23億93百万円(同24.5%増)、純利益11億66百万円(同12.4%減)を見込む。

 通期連結業績予想は、第2四半期の上方修正分を加えただけであるので、下半期が好調を維持していればもっと上振れする可能性もある。

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