【銘柄フラッシュ】Ubicomホールディングスなど急反発し株価ひとケタのキムラタンも動意活発

株式市場 銘柄

 22日は、東証1部の値上がり率1位が株価ひとケタのキムラタン<8107>(東1)の16.7%高となり1円高の7円だが率では1位。材料株物色にも手詰まり感が出てきたとの見方も。

 2位はヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東1)の10.1%高となり、業績堅調で7月の上げ相場に対置する2段上げ相場がイメージできるとされて大きく出直る。

 3位は日本金属<5491>(東1)の9.9%高となり原材料と製品との価格差(スプレッド)に注目との見方あり高値を更新。

 郷鉄工所<6397>(東2)は明確な材料不明だが福岡で発生した風力発電の大型水車の事故に関連とされて急伸36.7%高。富士通コンポーネント<6719>(東2)は富士通の事業売却で再編の思惑が広がりストップ高の17.5%高。ラクト・ジャパン<3230>(東2)は9月8日付で東証1部銘柄に昇格することなどが言われて大きく出直り8.1%高。

 Ubicomホールディングス<3937>(東マ)は子会社エーアイエスが米国の医療情報データベース大手と協業と発表し16.9%高。オウチーノ<6084>(東マ)は政府の空き家対策に関連とされて13.3%高。Jリース<7187>(東マ)も空き家対策に加え業績拡大への評価も再燃とされて12.8%高と高値を更新。

 Mipox(マイポックス)<5381>(JQS)は「日経ヴェリタス」に載ったとされて19.3%高。ジャストプランニング<4287>(JQS)は発行株数の31%に達する自己株の消却などが好感されて2日連続ストップ高の17.3%高。スパンクリートコーポレーション<5277>(JQS)は第1四半期黒字転換の業績回復を評価する動きが再燃とされてストップ高の17.0%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る