エスプールは4日続伸基調、「行政BPOサービス」で『定額減税』関連業務に実績、衆院選を受け「減税」「給付」などの施策に期待強まる

■収益特性が「下期偏重」型で通期の業績に期待強い

 エスプール<2471>(東証プライム)は10月29日、となり、午前11時にかけて本日現在高の367円(12円高)まで上げて出直りを強めている。「広域行政BPOサービス」などで公的業務の受託を行っており、第3四半期(2023年12月~24年8月)には政府の『定額減税』に関連した業務の拡大などによって「ビジネスソリューション事業」が「四半期での過去最高売上を大きく更新」(決算説明資料より)した。直近は、衆議院選の結果を受け、「減税」や「給付」が進められる可能性が出てきたことを受け、注目の強まる相場となっている。

 第3四半期累計決算は、前期比で減収減益だったが、計画比では「利益面を中心に概ね計画通りの着地」だった。さらに「国策系業務に関しては、総選挙後の動向注視」(決算説明資料より)とした。収益特性が「下期偏重」(会社四季報・秋号)とされており、通期の業績を展望して注目を強める様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る