nmsホールディングスが一時ストップ高、今3月期の増配など好感

株式市場 銘柄

■業績予想の増額後に急伸してきたがPERは11倍ソコソコ

 製造業向け派遣・業務請負などのnmsホールディングス<2162>(JQS)は24日、急伸し、10時過ぎに一時ストップ高の1052円(150円高)をつけた。23日の取引終了後、今期・2018年3月期の期末配当を従来予想の5円から7円に増額して発表。ほぼ5日ぶりに昨年来の高値を更新した。中間配当は実施していない。

 このところの株価は、8月8日朝に発表した第1四半期決算と第2四半期予想の-増額が好感されて急伸し始め、それまでの600円前後から一気に1000円前後まで上げた。3月通期の予想連結1株利益は現段階で99円06銭とするため、直近の株価水準はPER10倍ソコソコに過ぎず、いぜん割安感を感じる投資家は少なくないようだ。(HC)

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