
■工業廃熱・地熱向け市場を開拓
巴工業<6309>(東証プライム)は3月17日、第一実業<8059>(東証プライム)から125kWバイナリー発電装置の国内独占的製造権および販売権を譲り受ける契約を締結したと発表した。あわせて米国カルネティクス テクノロジーズ社とタービン発電機の技術ライセンス契約を結び、バイナリー発電装置の中核技術を導入する。低温廃熱を活用する発電装置事業の拡大を図る狙いである。
今回取得する権利は、有機ランキンサイクル(ORC)技術を活用した125kWバイナリー発電装置が対象。アクセスエナジー社製のタービン発電機を組み込んだ装置について、日本国内での組立・分解に関する独占製造権と、工業廃熱用途(船舶除く)および地熱用途における独占販売権を取得する。またカルネティクス テクノロジーズ社のタービン発電機コア技術を導入することで、装置の組立・分解・修理を自社で行うことが可能となる見通しである。
同社は中期経営計画「Create The New Future」(2026年10月期~2028年10月期)で、機械事業の重点施策としてバイナリー発電装置事業を「第二の柱」と位置付けている。既に30kW機を販売しているが、新たに125kW機を加えることでラインアップを拡充する。下水焼却炉やごみ焼却炉向け市場を中心に需要獲得を進め、未利用廃熱の活用による再生可能エネルギー普及と事業収益の拡大を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























