TrailheadGH、菊水ブランド麺の受託製造開始へ、年1億円規模で事業化

■子会社ワイエスフードの生産能力活用、九州・中四国から供給開始

 Trailhead Global Holdings<3358>(東証スタンダード)は3月17日、伊藤ハム米久ホールディングス<2296>(東証プライム)傘下で製麺メーカーの菊水(北海道江別市)と共創の取り組みとして、同社ブランド製品の受託製造(OEM)開始に向けた基本合意を発表した。連結子会社ワイエスフード(福岡県田川郡香春町)の生産工場を活用し、生麺の製造を担う。契約締結は3月31日、製造および供給開始は2026年4月下旬を予定している。

 今回の取り組みは、菊水が持つ商品設計力やブランド力と、ワイエスフードが有する製麺技術および品質管理体制を融合させた機能分担型の協業モデルである。菊水は1949年創業の製麺メーカーで、生ラーメンを中心とするチルド麺分野で全国展開し、年間約2億食規模の麺類を製造している。外食事業を中核とする同社グループは、製造機能の強化と安定供給体制の高度化を中長期的な経営課題としており、全国市場で実績を持つ企業との協業を通じて供給基盤の強化を図る。

 供給はまず九州・中四国エリアから開始し、需要動向や供給体制の整備状況を踏まえ段階的に供給エリアを拡大する方針である。北海道と九州に生産拠点を持つ体制を構築することで、長距離配送コストの削減や配送時間の短縮を実現し、物流コスト上昇局面においても競争力の維持が期待される。OEM事業は2026年4月から年ベースで1億円規模で開始する見込みで、同社グループは中長期的に収益の柱の一つへ育成する方針としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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