【株式市場】円高の一服や機械受注など好感され日経平均は一時292円高まで上げ4日ぶりに1万9500円台を回復

株式

◆日経平均の前引けは1万9541円36銭(266円54銭高)、TOPIXは1615.18ポイント(21.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億4774万株

チャート4 11日(月)前場の東京株式市場は、前週末にかけての円高基調が一服したほか、朝発表の機械受注統計(7月分、内閣府)が4ヵ月ぶりに増加したことなどが好感され、自動車、電機・精密、機械株などが強く、日経平均は10時30分を過ぎて292円21銭高(1万9567円03銭)まで上げた。株価指数の先物には買い戻しなどが入ったとされ、前引けも266円54銭高(1万9541円36銭)。取引時間中としては4日ぶりに1万9500円台を回復した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 ブリヂストン<5108>(東1)が出直りを強め、チタン工業<4098>(東1)田中化学研究所<4080>(JQS)は次世代電池や非接続給電システムへの期待などが言われて高値更新。トランザス<6696>(東マ)はウェアラブルデバイスなどでの台湾企業との提携が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は7億4774万株、売買代金は9743億円。1部上場2026柄のうち、値上がり銘柄数は1744銘柄、値下がり銘柄数は216銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る