【株式市場】NYダウ反落や円高などで日経平均一時205円安のあと下げ幅を縮める

株式

◆日経平均は2万1854円ちょうど(62円31銭安)、TOPIXは1571.18ポイント(6.16ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億25万株

 5月29日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ反落や円高などを受け、ここ続伸基調だった日本製鉄<5401>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)などが反落し、日経平均は109円安で始まり10時過ぎに205円51銭安(2万1710円80銭)まで反落した。一方でソニー<6758>(東1)などは強く、日経平均は次第に下げ幅を縮めた。

三桜工業<6584>(東1)は3月決算の上振れ着地が好感されて活況高となり、大幸薬品<4574>(東1)は北九州市などでの「感染再発」が材料視され戻り高値を更新。ビットワン<2338>(東2)リミックスポイント<3825>(東2)は仮想通貨・暗号資産が香港情勢によっては再び脚光との予想で活況高。プレシジョン・システム・サイエンス<7707>(東マ)はPCR検査装置を保険適用申請との発表が材料視されストップ高。日本ラッド<4736>(JQS)は新型コロナウィルス感染拡大防止ソリューションが注目されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億25万株、売買代金は1兆2085億円。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は937銘柄、値下がり銘柄数は1152銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、医薬品、食料品、情報・通信、電力・ガス、その他製品、などが高い。(HC)

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