正栄食品は期末配当の上方修正と第3四半期決算を発表

■期末配当は当初の15円から25円へ

 独立系食品素材商社の正栄食品<8079>(東1)は11日引け後、期末配当の上方修正と第3四半期決算を発表した。

 期末配当については、当初15円(普通配14円、記念配1円)を予想していたが、東証1部への指定変更を踏まえ25円(普通配24円、記念配1円)に上方修正することとなった。その結果、年間配当は前期の24円から40円となる。

 なお、同時に今期17年10月期第3四半期連結業績も発表された。売上高785億67百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益45億92百万円(同25.6%増)、経常利益46億48百万円(同27.3%増)、純利益30億86百万円(同31.1%増)と増収大幅増益。

 通期業績予想は当初予想を据え置いている。

 通期業績予想に対する第3四半期の進捗率は、売上高77.03%(前年同期比76.39%)、営業利益86.64%(同77.66%)、経常利益87.70%(同78.88%)、純利益90.76%(同78.97%)であることから、利益面での上振れも期待出来そう。

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