LIFULLは10日続伸基調で戻り高値を更新、業績好調で楽天との共同事業などに期待続く

株式市場 銘柄

■約1年間の下値固めを通過し次第に出直りを強める展開に

 LIFULL(ライフル)<2120>(東1)は21日の13時を過ぎて966円(17円高)前後で推移し、戻り高値を更新している。不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフル ホームズ)」の運営などを行い、最高益更新基調である上、楽天<4755>(東1)との共同出資による民泊事業会社への期待などが強いようだ。

 このところの値動きを見ると、9月7日以降は終値で安くなった日が皆無で、前日比わらずを加えると20日まで9日続伸した。やや大きくながめると、2016年8月頃から17年7月までは下値固めを続けてきたが、以後は次第に出直る展開になっている。業績は好調で、2017年3月期に純利益などが最高を更新。決算期変更をはさんで2018年9月期も「会社四季報」(東洋経済新報社)最新号は拡大の見込みと予想している。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る