
■営業利益は4~6月で期初に開示した4~9月の予想480億円に迫る
キオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は8月12日、一段と出直って始まり、取引開始後は13%高の2669円(305円高)まで上げ、約4週間ぶりに2600円台を回復している。前取引日の午後に発表した第1四半期決算(2025年4~6月・IFRS、連結)は減収減益だったが、営業利益は448.99億円となり、期初に開示した予想(4~9月で480億円、通期で820億円)との比較で進展が大きく注目集中となっている。
4~6月の連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比20.0%減の3427.99億円、営業利益は同64.3%減の448.99億円だった。増減では為替が前年同期間で円高だったことなどが影響した。ただ、高シェアのフラッシュメモリーなどは計画対比で好調に推移しているとの見方が優勢のようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)