ピックルスコーポレーションの第2四半期は、原材料の野菜の価格高騰にもかかわらず、当初計画を上回る

■浅漬製品や惣菜製品などが好調に推移

 漬物業界のリーディングカンパニーであるピックルスコーポレーション<2925>(東2)の第2四半期は、原材料の野菜の価格高騰にもかかわらず、当初計画を上回る数値で着地した。

 今期18年2月期第2四半期連結業績は、売上高194億14百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益8億70百万円(同1.0%減)、経常利益9億33百万円(同0.7%増)、純利益6億04百万円(同2.4%減)であった。

 当初計画では、売上高193億26百万円、営業利益8億12百万円、経常利益8億49百万円、純利益5億68百万円であったので、当初計画の数値を全て上回る結果となった。

 売上高は、浅漬製品や惣菜製品などが好調に推移したことにより、増収となった。利益については、第1四半期は原料高騰の影響があったが、第2四半期には原料が安定した価格で調達でき、営業利益、経常利益は前期と比べほぼ横ばいとなった。

 通期業績予想については、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、前期比ベースで、売上高4.0%増、営業利益77.0%増、経常利益67.2%増、純利益75.7%増と増収大幅増益を見込んでいる。

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