【株式市場】NYダウ3日続伸など好感するが日銀短観への見方分かれTOPIXは軟調で日経平均は強もみ合い

株式

◆日経平均の前引けは2万376円90銭(20円62銭高)、TOPIXは1671.98ポイント(2.77ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億8940万株

チャート15 10月2日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの前週末3日続伸やNASDAQ指数の最高値更新などが好感され、オリンパス<7733>(東1)など海外比率の高い銘柄を中心に全般強く始まった。ただ、朝発表の日銀短観に対する受け止め方が分かれる様子があり、自動車株は日産自動車<7201>(東1)の一部車種再検査などを受けて総じて重く、日経平均は11時前の55円05銭高(2万411円33銭)を高値に強もみ合いとなった。前引けは20円62銭高(2万376円90銭)。東証マザーズ指数は高いがTOPIX、東証2部指数、日経JASDAQ平均は安い。

 住石ホールディングス<1514>(東1)が豪炭鉱からの配当が予想の4倍近くになっ田との発表を材料に活況高となり、創薬ベンチャーのGNIグループ<2160>(東マ)は朝、米国子会社が同国当局から臨床試験の承認を取得と発表したことが好感されて急伸。富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は日本年金機構からの業務受託などが好感されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億2908万株、売買代金は9766億円。1部上場2030銘柄のうち、値上がり銘柄数は957銘柄、値下がり銘柄数は973銘柄となった。(HC)

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