日産自動車は再び反落、「全車両の出荷停止」と伝わり下値を探る

日産自動車 7201

■最初に下押したときの安値1054.5円を保てるかが焦点の見方が

 日産自動車<7201>(東1)は20日、再び反落して始まり、取引開始後に1070.5円(25.5円安)まで軟化。無資格検査問題を受けて「日産、全車両の出荷停止、国の不正指摘後も無資格検査」(朝日新聞デジタル10月19日21時03分配信)などと伝えられ、「思ったより事態は深刻」(市場関係者)との見方が出ている。

 株価は、問題の表面化を受けて10月2日に一時1054.5円まで下押したが、年初来の安値996.2円(4月)は割らずに持ち直した。しかし、20日、再び下値を探る展開になり、目先的には最初に下押したときの安値1054.5円を保てるかが焦点になるとの見方が出ている。(HC)

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