【株式市場】NYダウ最高値など好感され日経平均は一時116円高まで上げて17日続伸基調連

株式

◆日経平均の前引けは2万1830円78銭(25円61銭高)、TOPIXは1758.68ポイント(1.76ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億391万株

 25日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反発・最高値などが好感され、株価指数の先物が先行高。また、米国金利の強含み傾向を受けて三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)第一生命ホールディングス<8750>(東1)などが強く、日経平均は取引開始後に116円19銭高(2万1921円36銭)まで上げて1996年以来の高値を連日更新した。前引けは25円61銭高(2万1830円78銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。日経平均は24日まで16日続伸し、東証が1949年に取引を再開して以降の最長連騰記録を更新中。

■新規上場の2銘柄はともに買い気配のまま公開価格の70%高

 住友化学<4005>(東1)が業績予想の増額を手がかり材料に活況高。ハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ)は東証1部に向けた要件充足の株式分売などが好感されて続伸。カーメイト<7297>(JQS)は高速道路などでの「あおり運転」による重大事故が材料視されて朝方に連続ストップ高。

 25日は2銘柄が上場し、シルバーライフ<9262>(東マ・売買単位100株)公開価格2500円を70%上回る4250円で買い気配。まだ初値はついていない。

 テンポイノベーション<3484>(東マ・売買単位100株)も公開価格3100円を70%上回る5280円の買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は10億391万株、売買代金は1兆949億円。1部上場2032銘柄のうち、値上がり銘柄数は859銘柄、値下がり銘柄数は1072銘柄となった。(HC)

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