【株式市場】日経平均2万円台で続伸し2000年4月以来の高値に進む

◆日経平均の終値は2万196円56銭(170円18銭高)、TOPIXは1643.40ポイント(10.07ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億7091万株

チャート11 20日後場の東京株式市場は、四国電力<9501>(東1)の伊方原発3号機が「審査合格」と伝えられ、電力株が軒並み一段高となり、このところ大きな値動きがなかったとされて三井不動産<8801>(東1)などの大手不動産株が動意を強め、日経平均は14時過ぎに252円51銭高(2万278円89銭)まで上げて年初来高値を更新し、2000年4月以来の高値に進んだ。TOPIX(東証株価指数)は2日続けて2007年以来の高値を更新し、日経JASDAQ平均は2日続けて2006年以来の高値を更新した。

 後場は、三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)などの百貨店株が免税品の売上高拡大などが好感されて一段強含み、資生堂<4911>(東1)も一段高となり高値を更新。オリエンタルランド<4661>(東1)も一段高。ミクシィ<2121>(東マ)が業績回復から拡大への期待などで5カ月ぶり高値に進んだ。

 栄光ホールディングス<6053>(東2)は2位株主の増進会出版社(静岡県長泉町)グループによるTOB(株式公開買い付け)を材料にTOB価格1550円に向けてストップ高。

 東証1部の出来高概算は25億7091万株(前引けは12億2075万株)、売買代金は2兆9955億円(同1兆3649億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は1113(同899)銘柄、値下がり銘柄数は640(同802)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は26業種(前引けは24業種)となり、値上がり率上位の業種は、不動産、電力・ガス、ゴム製品、サービス、ガラス・土石、陸運、海運、その他金融、などとなった。

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