【株式市場】株価指数の目標値引き上げも出回り日経平均は7日連続高値続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万8785円79銭(200円59銭高)、TOPIXは1521.68ポイント(14.06ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億9190万株

チャート11 26日後場の東京株式市場は、ゴールドマン・サックス証券がTOPIX(東証株価指数)の目標水準を上方修正したと伝えられ、年金基金の株式運用比率引き上げにともなう買い拡大などに期待が広がり、鹿島<1812>(東1)明治ホールディングス<2269>(東1)花王<4452>(東1)LIXILグループ<5938>(東1)ソニー<6758>(東1)三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)など、各業種の代表格の銘柄が続々と昨年来の高値に進みました。

 日経平均は大引けにかけて一時205円63銭高(1万8790円83銭)まで上げ、取引時間中の高値としては2000年4月以来の水準を7日連続更新し、TOPIXは2日連続更新。JPX日経400も2日続けて更新しました。

 トップ交代を発表したJFEホールディングス<5411>(東1)も高値を更新し、サントリー食品インターナショナル<2587>(東1)は株高による消費化起伏期待などもあり高値を更新、大塚家具<8186>(JQS)は父親である会長と社長である娘の間の辞任要求報道などを受けて株式争奪戦に発展する連想などが言われて朝からストップ高。上場間もない銘柄も活況で、18日上場のファーストブラザーズ<3454>(東マ)は上場来の高値を更新。

 東証1部の出来高概算は23億9190万株(前引けは9億9807万株)、売買代金は2兆5089億円(同9863億円)。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は1286(同965)銘柄、値下がり銘柄数は435(同739)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がり業種は全33業種(前引けは28業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、保険、海運、鉄鋼、証券・商品先物、水産・農林、倉庫・運輸、銀行、情報・通信、などとなりました。

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