レカムの前17年9月期は2ケタ増収大幅増益

■今期18年9月期連結業績予想は大幅増収増益で過去最高益を2期連続で更新する見込み

 レカム<3323>(JQS)の前17年9月期決算は2ケタ増収大幅増益となった。また、同時に発表された今期18年9月期連結業績予想は大幅増収増益を見込む。

 前17年9月期連結業績は、売上高51億39百万円(16年9月期比16.2%増)、営業利益2億92百万円(同135.3%増)、経常利益2億58百万円(同164.7%増)、純利益1億40百万円(同159.0%増)と2ケタ増収大幅増益となった。

 前期は、最重要テーマとして「グループ経営の推進」を掲げ、事業本部制の移行による権限委譲と意思決定の迅速化に取り組んだ。グループの中核事業である情報通信事業では約6万件の顧客データベースを活用した顧客との関係性を強化し、情報通信機器や光回線、電力、LED照明顧客へのアップセルに注力するとともに、新規の顧客開拓にも努めた。BPO事業では新規顧客の開拓や既存顧客からの売上積み上げに注力するとともに、BPOセンターでは大連、長春、ミャンマーの特性に合わせた業務の効率的な配分を実施し、業務品質と業務効率の向上に努めた。又、本格的に事業を開始した海外法人事業では、期初の広州支店の開設、大幅な営業社員の増員に加え、8月にはベトナムでの新会社設立等、積極的な営業組織拡大に取組んだ。

 このような取組が、今期18年9月期の業績に貢献することから、今期業績予想は、大幅増収増益を見込む。

 18年9月期連結業績予想は、売上高70億円(前期比36.2%増)、営業利益6億円(同105.3%増)、経常利益5億70百万円(同120.2%増)、純利益3億円(同113.7%増)と2期連続で過去最高益を更新する見込み。

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