井村屋グループが連日ストップ高、投機資金の勢力いぜん強い証拠との見方

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■材料株に注目する投資家にとっては心強い様子

 井村屋グループ<2209>(東2)は17日も急伸し、11時を過ぎても2日連続ストップ高の3100円(基準値から500円高、前日比503円高)に張り付いている。引き続き、15日の夕方、東証と名証が12月7日付で市場第1部銘柄に指定すると発表したこと、同社は更なる成長に向けた資金調達として新株式発行、および自己株式の処分を発表し、期待が衰えない相場になっている。

 一部では、「東証2部から1部に昇格するぐらいでストップ高はでき過ぎ」といった声はあるが、こうした好材料をとらえて値幅狙いの資金が大挙、流入していることになるため、投機資金の動きはいぜん衰えていないとの見方がある。材料株に注目する投資家にとっては心強い銘柄になっているようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る